出版社「パンドラ書房」販売促進部に勤務する木下凛は、友人・渡辺美帆の離婚式に同じく友人の相沢奈々子と出席した際、松本直哉・槙野駿平・多田耕太の3人に出会う。凛は、8年前のある出来事をきっかけに、恋愛から遠ざかってしまった、恋愛ニートだった。そのため、職場でも上司や部下から敬遠され、家庭でも弟たちのために懸命に努めようとするも、どこか距離が生じていた。そんな凛を見て、パンドラ書房の社長・雨宮博美は、直哉たちに凛と交際をするよう頼む。実は彼らも様々な理由から、恋愛から遠ざかっていた男たちだった。初めは彼らからのアプローチに辟易していた凛だったが、伊藤雅人との関係が白紙になった菜々子との会話を通し、もう一度恋愛と向き合おうとする。