イギリスに到着した一同は、風見家のガレージで広之が本来アスラーダを搭載したかったニューマシンを発見した。スミスのものであろう家捜しの痕跡があったが、幸いシステム搭載前のマシンはそのままにされていたのだった。早速アスラーダの本体である、サイバーシステム部分の移植を始めるが、セキュリティーによってアクセスがはねつけられてしまう。広之の死の間際に、純子の手に渡った一枚のディスクを使うが、それにはパスワードが必要だった。思いつく限りのキーワードが試されるが、どれも認識されない。その夜、久々に母と語らったハヤトは、母との会話の中からふと、父の口癖だった言葉を思い出す。ハヤトは父の夢を再認識し、胸に熱いものを感じるのだった。