国際人道支援医師団の任務を終えアフリカから帰国した進藤一生(江口洋介)は、横浜にある医大の救命救急センターに勤務することになる。そこはまさに今、救命医たちが総辞職してしまった病院だった。医師不足、病床不足、救急車のたらい回し、コンビニ化する深夜の外来救命、モンスターペイシェント、医療ミス、医療裁判・・・・・・。これまでも救命救急医たちの仕事は過酷で、問題は常に山積みだった。しかし、ここへきて一気にその山が崩れ出したことを知る進藤。そんな中、小島楓(松嶋菜々子)は救命医療の現場から離れていた。実は楓は医療ミスで訴えられ、病院を追われて退職していたのだ。進藤は、救命センター再建のために転属させられた優秀な外科医・澤井悦司(ユースケ・サンタマリア)とことごとく意見が対立して・・・。